2010年05月21日

3月下旬に県の検査すり抜け=口蹄疫感染の水牛―宮崎(時事通信)

 4月下旬に口蹄(こうてい)疫への感染が判明した宮崎県都農町の畜産農家の水牛が、3月下旬に県の家畜保健衛生所の検査を受けながら、口蹄疫の可能性を疑わず特段の問題なしとして処理されていたことが18日までに分かった。このとき採取された問題水牛の検体は、4月22日に県が農家を立ち入り検査した際に提出され、その後の遺伝子検査で口蹄疫感染が分かった。
 宮崎県によると、問題の農家は3月26日、掛かり付けの獣医に「水牛が熱を出して下痢もしているので治してほしい」などと相談。獣医は風邪以外の疾病の可能性もあるとみて、家畜保健衛生所に検査を依頼し、3月31日から4月2日まで検査が行われた。
 しかし、水牛の症状が一時快方に向かったこともあり、詳細原因は不明のまま、口蹄疫の可能性は見逃された。 

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2010年05月13日

<カキツバタ>しっとりと鮮やかに 愛知・無量寿寺で見ごろ(毎日新聞)

 愛知県知立市八橋町の県史跡・無量寿寺の「八橋かきつばた園」で、カキツバタが見ごろになった。平安時代の歌人・在原業平が立ち寄り、カキツバタの歌を詠んだと伝えられる名所。境内の大小16の池に約3万株が植えられており、雨が降った7日朝、紫色の花々がしっとりと鮮やかに咲いていた。

 今年の開花は例年よりやや遅れたものの、10日前後には満開となり、今月下旬まで楽しめそう。26日まで「かきつばたまつり」が催され、期間中は午後9時までライトアップされる。【安間教雄】

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2010年04月27日

明美ちゃん基金 国内移植充実へ 変わる役割(産経新聞)

 ■読者の皆さまへ

 昭和41年に設立された「明美ちゃん基金」は、時代の流れとともに、その役割を少しずつ変えながら現在に至っています。

 貧しいがゆえに救われない命を救う−。設立当初は、重い心臓疾患に苦しみながらも、経済的な事情で入院や手術などの治療を受けられない国内の子供たちに対し、読者の方々から送られてくる善意の橋渡しを行い、数多くの幼い命を救ってきました。

 その後、基金のキャンペーンが推進力となって、国や自治体の心臓病対策が前進。心臓疾患の子供の医療費は医療保険や公的扶助でカバーされるようになりました。

 当初の社会的使命を達成した後は、川崎病の後遺症による心臓病や、海外の子供、医療発展のための研究活動などにも適用範囲を広げ、活動を続けています。

 基金は今回、海外渡航による移植医療への基金適用を終了し、≪臓器移植(心臓、肝臓、膵臓(すいぞう)、腎臓など)によってしか延命の道が残されていない子供で、経済的な事情で入院や手術ができないと認められたもの≫とする適用基準を削除することを決めました。

 この基準は渡航移植を念頭に作られたもので、昭和61年には胆道閉鎖症で肝臓移植が必要だった沖縄県の1歳の少女に対し基金を適用。少女は米国に渡り、肝臓移植手術を行いました。

 しかし、現在は日本国内における移植医療が発展してきました。昨年7月には臓器移植法が改正され、15歳未満の子供からの臓器提供が可能になったことで、今年7月17日の法施行以降、日本国内でも子供の心臓移植手術が可能になります。

 産経新聞社はこれまで国内での移植医療の推進を訴えてきました。基金としては、国内での心臓移植への道が開けたことで、海外渡航を前提とした移植医療への支援も役割を終えたと判断。基準の削除という結論に至りました。

 その代わり、国内での心臓移植については基金が適用できるよう、適用される心臓疾患の範囲を広げることも併せて決めました。

 基金は重い心臓病に苦しむ国内外の子供たちの命を救うための活動を続けていきます。ベトナムへの医療技術指導事業もその一環です。読者の皆さまに支えられてきた「明美ちゃん基金」を今後もよろしくお願いします。

                   ◇

【用語解説】明美ちゃん基金

 昭和41年6月、手術費が工面できず、心臓病で苦しむ鹿児島県の当時5歳の少女、伊瀬知明美ちゃんを救おうと訴えた産経新聞の記事をきっかけに設立された基金。「貧しいがゆえに死なねばならぬのか」と題したこの記事の掲載後、手術費用を大きく上回る善意が産経新聞に寄せられ「第2、第3の明美ちゃんを救おう」と基金が設立された。

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